日々のつぶやき,  発達障害について

承認欲求が強くなるのはなぜ?

 
 

承認欲求が強くなる原因?

 
昨日の記事」と「一昨日の記事」。書いていた時はそれぞれ別の方向から書いていましたが、
書いたのをまとめてみると、実は同じ方向性だった可能性が出てきました。
 
「承認欲求」が強い子の傾向として、普段から「条件付きの報酬」が与えられていることが多い可能性があります。
この時に起こる「承認欲求」は、ペクスの手順にある「課題ができたらご褒美(強化子)をもらえる」という単純な「行動療法」ではなく、自分自身の存在がここにいていいのだと認められたいという「存在の欲求」です。
 
京都女子大学の研究では、親が「その子のありのまま」ではなく「⚪︎⚪︎ができたら愛する」という条件付きの承認を与えると、子どもは「認められるために努力しなければならない」という不安を抱えやすくなり、承認欲求が強まるとされているそうです。
つまり、「⚪︎⚪︎ができたら愛する」という承認ばかりが与えられてしまうと、さらにそれが長い期間にわたると、極端に言うと「自分自身の価値」を「親からの承認」以外にも欲しがってしまうとも考えられる?かもしれません。
本来は「親御さんから認められたい」だけだったものが、それ以外に認めてもらえる場所を探して、「いいね!」に求めてしまう傾向?
誰しもがそうなるとは限りませんが、一概に無関係とは言えなさそうです。
 
 

自分の「苦手」なもの?

 
当教室は基本的にすべて「母子分離」のレッスンです。親御さんがいないところでの子どもたちの様子は、親御さんと一緒にいる時の様子と違うことがあるので、その様子を見たいというのもあり、すべて母子分離でお願いしています。
 
みんな親御さんと離れてもすごくしっかりしていますね☺️
 
生徒さんたちの中で、「この子はすごいしっかりしてるなー」と思う子がいます。いえ、みんなしっかりしているのですが、
特に、自分のことをしっかりとわかっていて、「言語化」できる子は、しっかりしてるなーと感心します。
みんなそうなのですが、その中でも、自分の得意なことと不得意なことをすぐ伝えられる子がいます。
 
「⚪︎⚪︎ちゃんは△△は得意なの?」と聞くと、「いや苦手です」と即答した子がいました。
そうなんだ、とその時は深く考えなかったのですが、その子は別の質問においても、「これはいつもこれこれこうだから、得意じゃなくて、」とか、「家族にも、それは言われる」と、苦手なことやものを家族にも言われることがあるとのこと。
こうして今改めて思い出すと、もしかしたら、「あなたは△△が苦手よね」と親御さんがはっきりとそうおっしゃることがあるのかもしれません。
 
ペクスの手順では、「何か課題ができたらご褒美をあげるよ、次にも同じ行動ができるように頑張ろうね」というものですが、承認欲求のような「条件付きの報酬」の場合、「△△ができたらあなたはすごいね!」「誰々みたいになれるよ!」みたいな言い方をしてしまってるのかもしれません。
それはもしかして子どもからすると、「△△ができないとすごいと言ってもらえない」とか、「誰々みたいになるためにはもっと努力しなちゃ!」と考えるようになるのかもしれません。
そうなると、その先にもし「誰々みたいなことをやってみたけど、今一歩届かなかった場合」、とてつもなく激しく「誰々みたいになりたいー!!!」と承認欲求が強く出てしまう…こともあるのかも?しれません。
 
 

「ご褒美(強化子)をあげる」ことと「存在価値を認める」のは別

 
その子の「存在価値を認める」ことは、「あなたはここにいていいんだよ」と誰かに言ってもらえること。
それを親から子どもに伝えることは、子育て中の私でもなかなか、ちょっと恥ずかしくて言えなかったりします。が、その分、私が行なってきたことはとにかく「ぎゅー!」とすることでした。
言葉なんて、いらないんですよね。とにかく、いつでもどこでも「ぎゅー!」とする。それは、言葉以上に(多分)深い愛情となって子どもに伝わった、と私は思っている…のですが…
 
ABA療法やペクスでいうところの「良い行動を褒める」ことと、「存在価値を認める愛情」は、別にして褒めていくことが、子どもたちには必要なのかもしれません。
 
  



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