発達障害について

「ご褒美作戦」はよくない?

お菓子を持つ子ども

 
 

ご褒美作戦には反対だった

 
私自身以前は「ご褒美作戦」に反対でした。
「ご褒美作戦」でレッスンを進めていくと、その行動が「ご褒美のため」になってしまわないかと…
特にピアノの練習は、ご褒美のためじゃなく「自分のため」にやるべきもの、ですから、以前はご褒美シールなどは、一切あげてませんでした。
 
  

発達特性の子は「人的強化子が弱い」

 
こちらの記事にも書きましたように、発達特性の子は「報酬系回路」が弱く、定型発達の子と比べると「人から褒められた感が薄い」子が多いです。
ですので、今はいわゆる「ご褒美作戦」はとても有効だと感じています。

ペクス®️の手順でも「まず物的強化子をあげる」ところから始めます。それも、一番最初にペクスを実践する時には、最初は「タダ(無料)であげる」としています。
人から今日の課題を与えられて、「よくできたね」と言われても、あまり「嬉しさを感じにくい」子が多いのですね。(中にはこうした褒め言葉(人的強化子)が大好きな子もいます)
なので「物的強化子」をあげていき、その行動(課題など)を促していきます。
なぜ、「物的強化子」をあげる必要があるのでしょう。
 
私たちも普段、仕事をしたりして「物的強化子」をもらっていると思います。言い方は悪いですがいわゆる「お給料」だったり「ボーナス」だったり、ですね。
もし、急に明日からすべてボランティアでやれと言われたら、誰でもモチベーションは下がってしまうのではないでしょうか。
物的強化子があるから、だから明日も働ける?ということがあると思います。
仮にボランティアをやったとしても、その先に得られる達成感だったり、先の見通しなりが大人は立ちますので、やる気も起きるかもしれません。

しかし子どもはどうでしょう。子どもが何か課題(大人の場合の仕事)をやらなければならない時、なんの報酬ももらえない。それで果たしてモチベーションがあがるでしょうか?
人は強化子なしでは動かない」のだということ。それは、子どもでも同じなんですね。
 
 

それでも人的強化子を教えてあげてほしい

 
「褒められた感」が薄い子でも、こちらの記事でも書いたように「人的強化子はいつでもどこでもあげてほしい」です。
特に「褒められた感」が薄い子ほど「褒める」ことをしてあげてほしいです。そして「褒められること」の感覚というか、「褒められることがどういうことなのか」を教えてあげてほしいですね。
私は「褒められた感が薄い」かもしれないと思う子には、頭を優しく撫でながら褒める、ということを行っています。
「先生は今、褒めてるんだよ、これは良いこと、なんだよ」というのが言葉だけでは伝わりにくいため、タッチコミュニケーションだと思っておこなっています。(感覚過敏の場合があるので注意をしなければいけませんが…)
 
子どもたちの「できた!」瞬間を見逃さないようにレッスンをしていきたいものです。
 
 
さて、ここのところブログを頻繁に更新しておりますが。
別に「毎日ブログを書こう!」と決めたわけでもなく…別に毎日書かなくてもいいのですが。笑。
レッスン中に子どもたちからもらえるたくさんのヒントや学びを、少しでも多く拾い上げられたらいいなと思い、以前よりもちょくちょくブログを書いていこうかなと決めた次第です。
いつまで続くかは…わかりませんが、よろしくお願いいたします。
 
 


 
最新の投稿はこちら

 

 


 
最新のレッスン空き情報はアメブロから